[#東洋史]漢のプロパガンダと三国志時代まで / [#東洋史]羅氏についての短い研究

 

[#東洋史]漢のプロパガンダと三国志時代まで

漢の建国者である劉邦はどのような民族だったのか？ 中国学界では、ある人は魏の人、ある人は楚の人だという。

元書の記録を見てみよう。記録によると、「劉向曰、戦国時代の秦から魏に捕らえられてきた」ここで劉向は劉邦の子孫で漢帝国時代の大学者だった。劉氏の祖先は誰か？『鄭通志』などを参考にすると、陶唐帝堯の子孫である。陶唐帝堯は『論衡』を参考にすると、弓で射る人物、后羿の弓を代わって射た。つまり、少なくとも帝堯と后羿は同じ勢力の存在と考えされた。中国の全盛期を作った李世民の唐帝国の国名も陶唐帝堯から由来する。弓を撃った子孫は九夷族を象徴し、九夷族の祖先である。「張三李四」という表現（張氏が30％、李氏が40％の人口を占めるほど多いという意味）があるほど多くの人口を占める張氏も弓を象徴にする。

秦が夷族の移住を経験した時代に、劉氏の先祖も移住してきて、再び魏に移住したのだ。一方、劉氏は部分的な事実だけを提示するプロパガンダを通じて、秦・魏・楚の人々の支持を得ようとした。そして曹氏はその先祖が祝融族で、祝融八姓には曹氏と羋氏がある。羋氏は楚の国姓だった。

東洋でよく知っている『三国志』が展開された時期に、なぜ曹操は「魏」を国名にしたのか？真実は、前王朝、劉氏漢国のプロパガンダ技術を曹氏がそのまま借用したのだ。魏国の劉氏が楚国と嘘をついたように、楚国の曹操も魏国と嘘をついた。

[#東洋史]羅氏についての短い研究

申采浩(1880-1936)は『朝鮮上古史』で、羅氏は川辺の渡し場から由来したと主張した。

一方、清朝の秦嘉謨が編纂した『世本』によると、羅氏は顓頊高陽に由来する、末胤が羅に封じられた。楚に滅ぼされた後、子孫たちが国名を氏とした。『通志』では、羅氏は熊姓で祝融の後である。『三国志演義』の著者は羅貫中で、羅氏である。

中国語と韓国語で似た発音の氏には奈氏、賴氏、雷氏などがある。賴氏は最近の台湾選挙で当選された当選者の氏である。明朝の唐王(1645-1646)時代の人物である賴明標の子孫と伝えられる。

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